1）全国30ヶ所の職場で単価引き上げに取り組む

　全国ダンプには合材、砕石関係で専属的に働き、組合を公然化している組織が30ヶ所以上あり、毎年労働条件・環境改善を求める「要求書」を提出して団体交渉を行っています。

2）全国ダンプ合材委員会

　大手道路会社の合材プラントで働く仲間は、単価改善、公平配車、事前単価明示、増車廃車の事前協議、燃料高騰分の単価引き上げ等などを実現し、仕事と生活を守る運動に取り組んでいます。また、全国ダンプ部会では、「全国ダンプ合材委員会」を設立し、日常的に情報交換やアドバイスを行いながら、同じ道路会社に対して共闘で本社・支店・プラント交渉を行うなどしています。

3）砕石・骨材関係

砕石、骨材を運ぶ仲間たちは単価たたき防止や過積載根絶を世論に訴えるストライキを実施するなど、単価引き上げの運動に取り組んでいます。また、過積載での取り締まりの際には、道交法に基づき、ダンプだけでなく荷主・荷受についても両罰化するよう警察庁に要請しています。

4）大手道路会社や全国生コンクリート連合会と毎年懇談

　合材委員会では、毎年8月に大手道路会社の（株）NIPPO、前田道路（株）本社との本社懇談会を行っており、職場の実態を伝えながら、意見交換し、安全・安心を確保できる職場環境をつくるための話し合いを行っています。

また、全国ダンプ部会では、全国生コンクリート連合会要請に取り組み、
砕石・骨材単価を早急に引き上げ、過積載ダンプからの資材の受け入れを規制するよう求めています。