切実な要求を大手道路会社に伝えました(写真は大成ロテック)
6月18日、全国ダンプ合材委員会は、大手道路会社4社2支店に対して、春闘統一行動を取り組みました。
全国的に道路工事が増加し、大手道路会社は営業利益を大幅に伸ばし、さらに労務費や資材単価が上昇した分についても道路会社は、工事受注者であるゼネコンに合材販売価格を引き上げ、転嫁しつつあります。
しかし、各社合材アスファルトプラントに於いて、道路会社の下請のもとで、専属的に働く私たちダンプの単価には、一切反映されていません。私たちは下請会社では解決出来ない問題である単価改善について、直接大手道路会社に私たちダンプ労働者の声を伝えようと、春闘統一行動に取り組みました。
当日は、鹿島道路、NIPPO、前田道路、大成ロテック、NIPPO関東第一支店、NIPPO関東第二支店を全国の代表10名で訪れ、各社の製品部長や担当者に対して、要請書を提出し、各職場で出されている春闘要求を真摯に受け止め、前向きな回答を出すよう指導して貰いたいと要求しました。
また、現場の仲間からは「燃料高騰により、月々の生活はやっとの思い。」「何とか単価改善してくれないと、合材職場からダンプはいなくなってしまう。魅力がなければ、ダンプが集まらず、道路工事に穴をあけかねない。」「燃料代も道路会社や下請にも負担をお願いしたい。」と切実な要求を伝えました。
各社からは、概ね「みなさんの要望は、理解できますので、各支店・工場にも、要求書が出されれば真摯に対応するよう指導して参りたい。」との回答でした。
統一行動に参加した仲間